老人ホームで働くノウハウ 心構えを持って老人ホームで働く

心構えを持って老人ホームで働く

老人ホームに勤務する場合は、まず常に人と関わる仕事であるという認識をしっかりと念頭に入れておくことが重要です。利用者の中には認知症が進んで意思疎通ができなかったり、または、体が不自由で思うように動くことができなかい人も少なくありません。そのような状況にあっても、介護職は常に人間を相手にする仕事だということを忘れないようにすることです。職場では介護の専門知識や技術が求められる職場ではありますが、人と接する機会が多いので、どちらかというとコミュニケーションに重点が置かれています。介護サービスを利用する入居者がどのようなサービスを必要としているのか利用者の立場に立って、介護サービスの提供に努めることが大切です。

次に、介護職員はプライバシーを守る意識をしっかりと持つことです。老人ホームでは身の回りの世話をしたり、老人の話し相手をしたりするため、プライバシーに関わる事柄を耳にすることが多いです。そのため、職場で耳にしたことは、無闇矢鱈に人に話すことは介護職員としての守秘義務に違反することになってしまうので注意が必要です。職場内で利用者のプライベートな話をしたり、自分の身内に利用者の話をすることが無いよう、仕事で知った情報を外に流さないという高いモラルを持つことが、老人ホームで働く上では重要になるのです。たしかに、職務上入居者のプライベートな話を効くことが多いですが、それは自分の心の中にとどめておくことが必要です。